俺様犬ゴールデンレトリバーこたつの日常

ゴールデンレトリバーのくせに俺様で猛犬なこたつとその飼い主の日常です。

しくじった話

みなさんこんにちは。

 

誰にでも

「なんて馬鹿な事しちまったんだ。。。」

とか

「やっつまったーーーーーーー!!!」

という出来事ってありますよね?

 

 

少し前の話になるんですが子供たちが学校の夏休み中で1階のリビングで騒いでいた時、私は2階で作業をしていました。

一人もくもくと作業を進めていると、なにやら下の階から

 

「お母さーん、佐川さん(宅急便屋さん)きたよー」

 

という、次男の声が聞こえてきました。

宅急便?何か注文していた物はないよな~?でもちょうど御中元の時期だったこともあり何か届いたんだな!なんてぼんやり考えながら、作業中の手をすぐ止めることができず次男に

「今行くのでちょっと待っててくださいって伝えてー!!」

と言ったらすぐさま

「いやだよ、自分で言って」

と、秒で拒否られてしまいました。

 

くっそ~!!あいつめ、人見知り発揮しやがって。。。(次男は変態でひょうきんな男ですが極度の人見知りです)

あとでほっぺを両手で挟んで顔を真四角にしてやる・・・・いやそれとも逆に横に伸ばして丸にしてやろうか・・・

いやいやそんなことより早く玄関開けないと宅急便屋さん帰っちゃう!!

と、急いで作業中の手を止め小走りで部屋の扉を開け、閉めたと思ったその時

 

 

ガンッ

 

 

 

イッターーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

・・・・・思いっきり左足の小指を扉に挟みました。

 

あまりの痛さに一瞬目の前がチカチカしたんですが、

 

何が何でも今この手で、

 

己のこの両手で

 

来るお中元を手に入れるのだ!!

(まだお中元とは決まっていない)

 

 

 

 

お中元ゲットだぜ!!と、瀕死の状態で足を引きずりながら階段を降り玄関を開けてみるとそこで待っていたのは佐川さんではなく

郵便やさん。

しかも受け取ったものはお中元ではなく旦那ちゃんの注文したくだらない商品。。。

 

わざわざ手渡しでどうもアリガトウ。。。普通郵便だからポストに入れてくれてもヨカッタゼ。。。

私の物じゃないし、ポストに無理やり入れて多少グシャグシャになってもヨカッタンダゼ。。。

 

 

郵便屋さんを見送ったあと言うまでもなく次男は顔真四角の刑に。

 

「おまうぃのせいで足の小指痛めるわ、お中元はGETできなかったわ、しかも佐川さんじゃなくて日本郵便だわ~~~~~!!」

 

理不尽な怒りをほっぺにぶつけました。

 

 

小指を挟んでしばらくは痛いな~(泣)程度だったんですが数時間すると小指に第二の心臓ができたんではないかというほどズキンズキン痛み始めました。

そしてパンパンに腫れあがり変色。。。

 

 

 

 

ふはは。

なによこれしき、大丈夫大丈夫。

明日になれば腫れもひくでしょうよ。

湿布でも貼ってればすぐ治るね。

 

 

 

 

が、翌朝起きてみると昨日より確実に痛みが悪化している小指ちゃん。

もしや骨折してやいないだろうね、、、、

ネットで【足の小指挟んだ】で検索してみると、骨折している場合自ら動かすことができないとのこと。

いざ小指を動かしてみようとしたところ

 

えいっっ!!

 

 

 

「・・・・・動かせないやん。。。」

 

 

 

 

なかなか医者に足を運ぶことのない私が、これは骨折もしくはヒビが入っているだろうと確信し、いざ整形外科へ。

不幸中の幸い、左足の小指だったので車の運転も支障なくクリア。

 

先生に痛めた小指を見せると

 

「あぁ~、これは派手にやっちゃったね。きっとヒビ入っているね。どのへんが痛いの?」

 

と、遠慮なく私の小指ちゃんを指で押してきました。

 

「ぬおぅ!!先生イタイ!!先生!!先生!!」

 

どの辺がって痛い?って見りゃぁわかるだろ変色してるところだよ!!

・・・と、このドS先生を顔真四角の刑にしてやろうかと思いました。

 

そのままレントゲン室に連行され、さまざまな角度から撮影される私の左足。

ちょっとしたモデル気分をありがとう。こんなことなら念入りにクリーム塗ったくって仕上げてくればよかったと後悔先に立たず。

 

撮影が終わり再度診察室へ入りドS先生とご対面。

いやぁ、35歳にして人生初の骨折だなぁなんて思いながら

さてさてとドS先生、レントゲン写真を見るやいなや

 

「あれ~?おかしいなぁ~。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「綺麗な骨だね。ヒビすら入ってないね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

え、えぇ~!?

 

 

嘘ですやん、ちゃんと他の角度の写真も見てよ。絶対この痛みはヒビ入ってるから!!

 

 

と、2人で他のレントゲン写真も食い入るように見ましたが

 

 

 

 

ホネ、ガッシリツナガッテルーーーーーーーー!!

 

 

 

ほんとね、綺麗な骨でした。

 

 

 

湿布も自宅にあるということで特に何の治療も処方もされず帰ってまいりました。

 

 

思い起こせば、数年か前に地域のコミュニティーセンターで骨密度を計測した時

数値を見た計測員の方たちが

「え、すごい。」

「これは・・・!!」

とヒソヒソしはじめたので、え、なになに怖い。なんだろうと思えば

「すごい数値が出ました!!」

 

と、言いますと??

 

「若い方が120%の数値だとするとそれ以上の数値がでています!!」

 

と、計測員をどよめかせた事実があります。

 

 

何度計測しても同じ数値が出たので間違えではなかったようです。

私、めっちゃ骨太やん。誇れるというよりかなんか恥ずかしいやん。

 

 

と、そんなこともありこんな骨太な人間がドアに足挟んだところでヒビ入ることもなければましてや折れるなんてないっての~。

 

 

 

 

 

が、しかしヒビが入っていなくとも痛いものは痛い!!

何が一番辛いって、事情を何一つ理解できないこの人が、

 

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足を踏んでくることーーー!!

 

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踏まれるとですね、飛び跳ねるほど痛いのでギャー!!っと騒いでしまうんですね。

そうなるとなにを勘違いしてくれるんだか

 

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と、興奮して更に踏んでくる。

 

夜中にグッスリ眠っていると、ふとんに入ってきてさりげなく私の小指ちゃんに激突。

 

「アウチッッッ!!!」

 

と目を覚ます。→犬興奮して更に足ふんでくる。

 

この繰り返しですよ。。。

夜中の眠っている時なんて超がつくほどの無防備になっちゃうじゃないですか。

最終的にはドアを閉めて犬シャットアウト~。

かわいそうでしたが、自分の身を守ることを迷いなく優先しました。

 

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おかげさまで完治はしたんですが、1か月経っても指の腫れは引かず痛みが残り外へ出かけるときはサンダルばかり履いていました。(夏でよかった。)

そして今もなお、ズキズキと痛むときがあります。

こればかりはおっちょこちょいな自分アホだな~と感じずにはいられない、そんなしくじったお話でした。

 

 

 母ちゃんの事、労わってね。

 

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 あっそ。

 

 

おしまい。